夫婦放談の開始をお待ちの皆様（どうもいるらしい（笑））、たいへん長らくお待たせいたしました。いよいよ夫婦放談がスタートします。

　結局は、通常のメッセージの形式でお互いの文章をランダムに掲載する形式を取ることにしました。なんとか対談形式を実現しようと努力したのですが、キーボードを使っての筆談形式ではノリが出ない上に時間がかかりすぎ、かといって会話のテープ起こしは非常に手間がかかり現実的ではありませんでしたので(^^;)。

　というわけで、ぼけつっこみなノリを期待していた人はごめんなさい。お詫びといってはナニですが、最近のヨメのボケねたを書きますので許してちょうだい（笑）。

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　先日、車に家族を乗せて遊園地へ向かっていた時のこと。抜け道を探していた私がふと「あ、ええルート見つけたわ」といったところ、なにを思ったのかヨメが、

　「え？ベイルート見つけた？」

少なくとも大阪府堺市には、そんなものはないはずである（笑）。彼女は以前にも助手席に座っていた時、私が「お〜、ロールスロイスが走っとる」と言ったのを聞いて、

　「統一ドイツ？」

とぶちかました前科の持ち主やし。ほんまにどんな耳しとんねんまったく（笑）。

　ところでなぜか私の周りにはボケかましな女性が多い。以前いたデザインスタジオのA嬢が、前の並木道の害虫駆除にきた薬剤散布車のアナウンス「ただいまよりアメリカシロヒトリの駆除を行います」というのを聞いたときの私とのやりとり。

「ねえねえ」「なんや？」「あれって虫の名前？」「そや。蛾の一種や。毛虫を駆除しにきてるんやろなぁ」「ふ〜ん。それにしてもへんな名前やね。アメリカヒトヒネリって」「・・・違う(^^;)」

　たいへん危険な思想である。ほかにも古い友人で女だてらにミリタリーマニアのE嬢は、「加藤隼戦闘隊」のなかの一節「ああ今はなきもののふの」を、何をどう勘違いしたのか、こう歌っていた。

　「ああ今はなきモロゾフの」

　これではモロゾフも浮かばれまい。

　しかし今気付いたのだが、どれもこれもボケ具合に一定の方向性を感じるのは何故だろう。こんなやつばっかりか、わしの周りは。